米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2010年版を刊行

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2010年版「学術図書館の動向と統計」(2010 Academic Library Trends and Statistic)を刊行しました。要約部分のみ無料で公開されています。この統計では、主に、学術図書館のコレクション、予算、スタッフ・サービス等の6項目について、計1,514機関のデータがまとめられているようです。要約部分では、図書や雑誌の予算等に関し、準学士号授与機関(associate degree-granting institutions)、学士号授与機関(baccalaureate institutions)、総合機関(comprehensive institutions)、博士号授与/研究機関(doctoral/research institutions)という4種類に分けて、2009年との比較が紹介されています。

ACRL releases 2010 Academic Library Trends and Statistics (ACRL 2011/12/5付けニュース)
http://ala.org/ala/newspresscenter/news/pr.cfm?id=8731

ACRL 2010 Academic Library Trends and Statistics: Three-volume Set (ALA Store)
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=3632

参考:
ACRL、「学術図書館の動向と統計」の2008年版を公表(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/14981

2005年の大学・研究図書館統計(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/4713