日本の学術文献を主な対象としてAltmetricsを計測するサービス、“Ceek.jp Altmetrics”が公開されています。
同サイトで引用されている林和弘氏の定義によると、Altmetricsは、論文やデータセットなど様々な研究成果物の影響を、ソーシャルメディアの反応を中心に定量的に測定する手法と、その手法を用いて新しい研究の影響度を測定する活動とのことです。
計測の対象とする文献データベースは、CiNii、J-STAGE、JAIRO、NII ID (JAIRO Cloud, 情報学広場)、国立国会図書館デジタル化資料とのことです。また、レファレンス協同データベース (レファ協)、Facebook、Google+、はてなブックマーク、Twitter、Wikipediaを30分間隔で調査し、文献に対する投稿を収集しているとのことです。
Ceek.jp Altmetrics
http://altmetrics.ceek.jp/
概要(Ceek.jp Altmetrics)
http://altmetrics.ceek.jp/help
参考:
岡山大学が同学の学術成果リポジトリにaltmetricsを追加
Posted 2013年10月18日
http://current.ndl.go.jp/node/24627
【イベント】第3回SPARC Japanセミナー2013「オープンアクセス時代の研究成果のインパクトを再定義する:再利用とAltmetricsの現在」(東京・10/25)
Posted 2013年9月11日
http://current.ndl.go.jp/node/24346
Altmetricsの波に乗る:Altmetricsに関して図書館員が教員のためにできること(文献紹介)
Posted 2013年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/23641