米国学校図書館協会(AASL)、学校図書館に関する全米教育統計センター(NCES)の統計についてのサマリーを公開

 2013年10月8日、米国学校図書館協会(AASL)が全米教育統計センター(National Center for Education Statistics:NCES)の統計”Schools and Staffing Survey 2011-2012″のうち、学校図書館(School Library Media Centers)に関する部分についてのサマリーを公開しています。

“Schools and Staffing Survey 2011-2012″は、5つのレポートから構成されており、”NCES 2013‐315″のレポートが公立の小中学校の学校図書館を対象としています。AASLのサマリーによれば、
・米国の85,500校の伝統的な公立学校のうち79,000校に図書館がある。
・4,500校のチャータースクールのうち2,200校に図書館がある。
・伝統的な公立学校の図書館の67%に、フルタイム、有給、政府公認の職員がいる。
・図書館は平均9,340ドルを情報資源に費やしており、そのうち6,010ドルは図書購入費である。
・1週間で100名が図書館に訪れ、生徒100名につき平均100冊が貸し出されている。
とのことです。

“Schools and Staffing Survey”のレポート全体は、NCESのウェブサイトで公開されているとのことです。

AASL releases executive summary of 2011-2012 NCES Schools and Staffing Survey(ALA News 2013/10/8付けの記事)
http://www.ala.org/news/press-releases/2013/10/aasl-releases-executive-summary-2011-2012-nces-schools-and-staffing-survey

AASL Executive Summary(AASL)
http://www.ala.org/aasl/sites/ala.org.aasl/files/content/researchandstatistics/AASL_ExecSummary_NCES-SASS_2011-12.pdf

Schools and Staffing Survey(NCES)
http://nces.ed.gov/surveys/sass/
(なお、2013年10月16日現在、米国連邦政府機関が閉鎖中のためアクセスはできません)