米国図書館協会、“Center for the Future of Libraries”を設立へ

米国図書館協会(ALA)が、博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成金(Librarians for the 21st Century Grant)により、“Center for the Future of Libraries”を設立することを公表しています。このプロジェクトは、図書館の計画立案者や地域のリーダーが、図書館や地域を再形成するトレンドを理解したり、先見の明を持って計画段階にあたれるよう、情報やツールを提供することを目指し、実施されるとのことです。

プレスリリースにおいてALA会長のBarbara Stripling氏は、図書館は地域の変化と共に変化しなくてはならず、図書館員は常に将来に目を向けていなければならないとしたうえで、同センターにより、全ての図書館員が変化の先端に居続けられるようにする、との趣旨のコメントを掲載しています。

なお、このプロジェクトの計画段階は、Keith Michael Fiels氏(ALAのExective Director)によりコーディネートされ、同センターのウェブサイトを構築したり、ディスカッショングループを設立したり、ALAの冬季大会でのイベントを行ったりするとのことです。

ALA to establish a Center for the Future of Libraries(ALA, 2013/10/8付け)
http://www.ala.org/news/press-releases/2013/10/ala-establish-center-future-libraries