カンザスシティ公共図書館、“ソフトウェア貸出図書館”の実施に向けて準備中

米国ミズーリ州のカンザスシティ公共図書館が、“Software Lending Library”(ソフトウェア貸出図書館)の実施開始に向けて準備を進めていることが、2013年9月13日付けのThe Digital Shiftで報じられています。このサービスは、Photoshopなどのソフトウェアを図書館のサーバにおき、利用者が自分のパソコンから遠隔利用できるようにするものです。

利用方法としては、利用者は図書館のウェブサイトにアクセスし、ソフトウェアの利用の予約をし、電子メールでソフトウェアにアクセスするためのURLを受け取り、利用をする、というの流れとなるようです。またソフトウェア1ライセンスにつき、1度に1人が利用できるようなシステムとするようです。サービスの提供開始時期は、2014年の早い時期を予定しているとのことです。

なお、同館は、このサービスの実施に向けてMozilla Igniteで17,500ドルの資金を得ており、また、カンザスシティでGoogleが現在展開しているGoogle Fiberの通信環境を通じて実現が可能になるものとのことです。

Kansas City PL to Launch Software Lending Library Pilot(The Digital Shift, 2013/9/18付け)
http://www.thedigitalshift.com/2013/09/software/kansas-city-pl-to-launch-software-lending-library-pilot/

Software Lending Library(Mozilla Ignite, 2013/4/2 sumitted)
https://mozillaignite.org/apps/460/

What is the Mozilla Innovation Challenge?
https://mozillaignite.org/about/

Successful Gigabit Campaign Brings Blazing Internet Service to Kansas City Librarie(The Digital Shift, 2012/9/27付け)
http://www.thedigitalshift.com/2012/09/digital-divide/successful-gigabit-campaign-brings-blazing-internet-service-to-kansas-city-libraries/