川崎市視覚障害者情報文化センター、触察イベント+「小説の中の形を楽しむ会」を開催

2025年3月8日、川崎市視覚障害者情報文化センター(神奈川県)が、触察イベント+「小説の中の形を楽しむ会」を同館で開催します。

綾見洋介『その旅お供します 日本の名所で謎めぐり』を題材とした読書会です。同書は、バー「トラベラー」の常連客である歴史学者の青年が、バーで知り合った様々な客の旅に同行し、行先で起こる不思議な出来事を解決していく物語です。今回のイベントでは、厳島神社で起こる小さな謎を取り上げ、物語のポイントをDAISY図書で聞き、物語に出てくる建物や場所を、3D模型などを使って体感しながら、読書を楽しむとしています。

触察イベントは元木章博氏(鶴見大学文学部教授)により行われます。厳島神社の触地図や、大鳥居の模型などに触れる予定で、参加者には厳島神社大鳥居の模型をプレゼントするとしています。

3月8日(土曜日)触察イベント+「小説の中の形を楽しむ会」を開催します(川崎市視覚障害者情報文化センター)
http://www.kawasaki-icc.jp/news/index.html#20250101c

参考:
E2717 – 3D模型で支援する「百聞は一“触”に如かず」
カレントアウェアネス-E No.484 2024.07.25
https://current.ndl.go.jp/e2717