PeerJが条件付きで学部生の投稿料を無料に 2013年内のみ試行実施

2013年4月16日、生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌PeerJが、学部生を対象にした支援プログラムを発表しました。

具体的には、PeerJへの投稿論文の研究が行なわれた時に学部生だった著者の投稿料を無料にするというものです。ただし条件があり、その論文が複数著者によるもので、その著者の中には通常会員が含まれていること、また、通常と同様の査読を通過する必要があるとのことです。このプログラムはパイロット的に2013年のみ実施されます。

このプログラム実施の背景には、学部生にとっては99ドルの投稿料も高く、多くの学生が多額のローンを背負って卒業している現状があるとされています。

PeerJ Supports Undergraduate Authors (PeerJ 2013/4/16付けの記事)
http://blog.peerj.com/post/48113204454/peerj-supports-undergraduate-authors