2014年2月12日、生涯投稿料モデルを打ち出したオープンアクセス誌PeerJがはじめて論文を公開してから1周年を迎えました。PeerJのブログによれば創刊からの1年間で、PeerJとPeerJ Preprintsをあわせると約500本の論文が公開されたとのことです。また、所属する研究者の料金を所属機関が負担するPeerJ機関版についても、米スタンフォード大学など9機関が新たに参加し、参加機関数は20館になったとのことです。
PeerJでは創刊1周年を記念し、PeerJスタッフが500本の論文の中から選んだ20本を紹介する”PeerJ Picks 2014 Collection”を発表したほか、Tシャツのプレゼント企画も行っています。また、PeerJの共同創設者、Jason Hoyt氏とPete Binfield氏への創刊1周年インタビューもブログに掲載されています。
Celebrating a year of publishing at PeerJ(PeerJ the blog、2014/2/12付け)
http://blog.peerj.com/post/76409008978/celebrating-a-year-of-publishing-at-peerj
Stanford University leads latest group to join PeerJ(PeerJ the blog、2014/2/11付け)
http://blog.peerj.com/post/76312616322/stanford-makes-twenty-peerj-institutions
PeerJ Picks 2014 Collection(PeerJ)
https://peerj.com/collections/5-peerjpicks/
Ask Questions – Win T-Shirts!! (PeerJ the blog、2014/2/12付け)
http://blog.peerj.com/post/76414168059/ask-questions-win-t-shirts
Year One – An Interview with the PeerJ Co-Founders(PeerJ the blog、2014/2/12付け)
http://blog.peerj.com/post/76418533241/year-one-interviewing-the-co-founders
参考:
生涯投稿料モデルを採用したオープンアクセス誌PeerJが創刊
Posted 2013年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/22884
PeerJ機関版にカリフォルニア大学バークレー校とケンブリッジ大学が加入
Posted 2013年9月12日
http://current.ndl.go.jp/node/24366