2013年3月11日、東京文化財研究所で「文化財の放射線対策に関する研究会」が開催されます。福島県第一原子力発電所事故により県内の文化財施設や屋外文化財が放射線の影響を受けており、放射線被害の調査手法、文化財の移動方法や除染方法等を検討し、今後の対策を立てておく必要があるという問題意識のもと、以下のプログラムで行われます。
・開会挨拶・研究会の趣旨説明
・環境の放射性物質とその影響
・農業分野での放射性物質による土壌汚染と除染の現状
・福島県での文化財の放射線被害の現状(
・博物館・美術館の放射線量バックグラウンド測定
・総合討論
文化財の放射線対策に関する研究会(Word形式)
http://www.tobunken.go.jp/info/info130225/20130225.doc
募集/催し物/入札公告(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/goannai.html
参考:
資料保存器材、外国の資料保存関係者からの意見をまとめた「被曝資料の取扱い」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/18012