利用者主導の図書館建設 シンガポールで進行中

2012年12月19日、シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、Singapore Polytechnic(SP)ともにOrchard Roadに建設する新図書館の設計やデザインについて、住民からのフィードバックを求めるプレスリリースを発表しています。

これは、2014年にオープンする新館について、“Design Thinking”という利用者中心的な手法を採用し、デザインや設備、サービス、コレクション等のあらゆる局面に関して、利用者からの意見を集めて建設するというものです。Design Thinkingは3つのフェーズに分かれており、現在は第2フェーズとして、NLBとSPのチームが作成したプロトタイプに対して意見が求められています。

NLBのAmarjeet Kaur Gill氏は、このプロジェクトで、図書館利用者が家にいるかのような空間を作りたい、としています。

library@orchard
http://blogs.nlb.gov.sg/orchard/

NLB partners SP to engage the public in designing the new library@orchard (National Library Board 2012/12/19付けの記事)
http://www.nlb.gov.sg/Corporate.portal;jsessionid=VjbpQdJFQR8TKY5l8GtB1pgn2WwsbhGppqQ2GqQptQZGnlCZ2pfb!-253391496?_nfpb=true&_windowLabel=PRHandler_1&PRHandler_1_actionOverride=%2FIBMS%2FcorpHomePR%2FcorpPRHandler%2Fdetail&PRHandler_1detailId=635&PRHandler_1mediaType=1&_pageLabel=Corporate_page_ne_pressreleases