2024年8月23日付けで、デジタルコンテンツの保存に焦点を当てたジャーナルPreservation, Digital Technology & Culture誌に、米国でのデジタル保存教育における需要を調査した論文“What Needs to be Learned by U.S. Cultural Heritage Professionals? Results from the Digital Preservation Outreach & Education Network”が掲載されています。
デジタル保存に関するトレーニングの機会が急増している現在、「デジタル保存教育における最も需要のあるトピックは何か」という問いについて調査しています。2020年9月から2023年12月までの間の168件のデータを基に分析を行った結果、デジタル記録の管理とメタデータ・目録規則が最も要望の多いトピックであったと述べています。
Mudle, Kirk Robert; Cocciolo, Anthony. What Needs to be Learned by U.S. Cultural Heritage Professionals? Results from the Digital Preservation Outreach & Education Network. Preservation, Digital Technology & Culture, 2024.
https://doi.org/10.1515/pdtc-2024-0024
参考:
国立国会図書館、YouTubeで公開中の遠隔研修教材として「デジタル資料の長期保存に関する基礎知識」を新規追加 [2023年02月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/172603