Springer Nature社、フランスの学術機関コンソーシアムCouperinと転換契約を締結

2024年5月28日、Springer Nature社が、フランスの学術機関コンソーシアムCouperinと転換契約を締結したことを発表しました。

契約は2024年7月から始まり、パリ・ドフィーヌ大学(Paris Dauphine University)を始めとする17機関が参加します。参加機関では2,200以上のジャーナルの閲覧が可能になり、所属する研究者には、自身の研究をオープンアクセス(OA)で出版する選択肢が提供されます。

Springer Nature and Couperin sign new agreement to advance open access publishing in France(Springer Nature, 2024/5/28)
https://group.springernature.com/gp/group/media/press-releases/springer-nature-and-couperin-sign-new-agreement/27133460

【プレスリリース】シュプリンガーネイチャーとCouperin、フランスのオープンアクセス出版を推進する新たな契約を締結(Springer Nature, 2024/5/28)
https://www.springernature.com/jp/news/20240530-pr-france-couperin-ta-jp/27147126

参考:
E2595 – フランスの研究機関におけるAPCに関する分析について
カレントアウェアネス-E No.456 2023.05.18
https://current.ndl.go.jp/e2595