2024年5月27日から6月7日まで、一般財団法人日本地図センターと一般社団法人地図協会が立ち上げた「地形図のある学校図書館の創設」実行委員会の「地形図のある学校図書館の創設プロジェクト」が、モニタリング学校図書館を募集しています。
2022年4月から新学習指導要領が施行され、高等学校ではおよそ50年ぶりに地理科目が必履修となりました。新学習指導要領にのっとり、地理的事象を多面的・多角的に考察し、課題の解決に向けて構想する力を養うためには、小中学校から様々な地図に触れ親しみ、その役割や有用性について理解することが重要であることなどから、日本地図センターと地図協会が実行委員会を立ち上げ、全国の学校図書館にその地域の地形図等を常備するためのプロジェクトとして2023年度から進めてきたものとされています。
同委員会では2023年度に続き2年目の取組を行うとしており、これに当たり北海道・東北・北陸・中国・四国・九州にある小・中学校(中等教育学校、特別支援学校等を含む)からモニタリング校10校を追加募集しています。モニタリング期間(予定)は8月1日から2025年3月28日で、選定された学校図書館には地形図等のセットが無償で提供されます。
地形図のある学校図書館の創設プロジェクト モニタリング学校図書館の募集(日本地図センター, 2024/5/27)
https://www.jmc.or.jp/2024/05/map_monitoring2024/
関連:
地形図のある学校図書館の創設プロジェクト モニタリング学校図書館の募集(日本地図センター, 2023/6/1)
https://www.jmc.or.jp/2023/06/map_monitoring/