神戸市、2028年に開館予定の新三宮図書館の概要を発表

2024年5月23日、神戸市が、2028年に開館予定の新三宮図書館の概要を発表しました。

発表によると、新しい三宮図書館のコンセプトは「美しい知と情報のゲートウェイ」とあります。神戸の玄関口にある図書館として、通常の地域図書館機能に加え、都心三宮にあるという立地から、「働く世代」をメインターゲットに、約11万冊の蔵書を備えた図書館として、新たな興味を引き出す本との出会いを演出するとしています。

来館者が本を通して神戸の自然や街の魅力に出会えるテーマコレクションを構築するほか、同じく2028年に開館予定の新たな神戸文化ホールと同館がつながっていることから、ホールの来場者が来館し、舞台や音楽に触れた経験を更に深められるような本を収集し配架するとしています。

三宮図書館と神戸文化ホールが生まれ変わります(神戸市, 2024/5/23)
https://www.city.kobe.lg.jp/a36708/827893534191.html

参考:
神戸市立三宮図書館、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)へ7月26日に仮移転 [2022年06月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/46293

神戸市、三宮図書館と西図書館の再整備に係る基本計画を策定 [2018年12月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/37224

E2565 – 講演会「“あなた”はなぜ,図書館に行くのか」<報告>
カレントアウェアネス-E No.449 2022.12.22
https://current.ndl.go.jp/e2565