IFLA、「知へのアクセスを促す図書館」をテーマとした資料をオープンアクセスで刊行

2012年9月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Libraries Driving Access to Knowledge(A2K)”という資料を含む2点の刊行を発表しました。

“Libraries Driving Access to Knowledge(A2K)”は、オープンアクセスで提供されているものです。15章からなる同書は、知へのアクセスを促すという図書館の役割をテーマとしたもので、図書館が社会における「知のエンジン」となるための方法やアイディアの提供、主題や関連サービスの概念の整理等を行っているとのことです。なお、同書は、2009年から2011年のIFLA会長Ellen Tise氏の在任期間のテーマの一部として編集されたものとのことです。

また、同日には“85 Years IFLA : A History and Chronology of Sessions 1927–2012”という資料の刊行も併せて発表されており、これはIFLA85年の歴史を解説したもので、有料の刊行物となっています。

New IFLA Publications: Libraries Driving Access to Knowledge & 85 Years IFLA (IFLA 2012/9/7付けの記事)
http://www.ifla.org/en/news/new-ifla-publications-libraries-driving-access-to-knowledge-85-years-ifla