2011年11月に発表されたAndroid用の「インドアGoogleマップ」機能で、米国の博物館・美術館20館の館内地図が見られるようになったようです。
今回追加されたのは、サンフランシスコのデ・ヤング美術館、フィラデルフィア美術館、シンシナティ・ミュージアム・センター、インディアナポリス美術館、米国自然史博物館、17のスミソニアン博物館群です(スミソニアン国立動物園も)。今後も、サンフランシスコ近代美術館などが追加される予定です。また、Googleマップフロアプランツールを使用することで自館のインドアマップをアップロードすることも可能です。
Googleによると、現在、米・英・日・スイスの10,000以上の駅・商業施設などでインドアマップが利用できるようです。日本では、日本科学未来館(The National Museum of Emerging Science and Innovation)がサービス開始当初から対象になっていました。
Indoor Google Maps help you make your way through museums(Official Google Blog 2012/7/11付け記事)
http://googleblog.blogspot.jp/2012/07/indoor-google-maps-help-you-make-your.html
合衆国の20の博物館/美術館をGoogle Mapsのインドアマップに加える–施設が自力で加えることも(TechCrunch 2012/7/11付け記事)
http://jp.techcrunch.com/archives/20120710google-adds-20-museums-to-indoor-google-maps-says-more-on-the-way/
Indoor Maps availability(Google Maps for Mobile Help)
http://support.google.com/gmm/bin/answer.py?hl=en&answer=1685827
Googleマップ フロアプラン
http://maps.google.com/help/maps/floorplans/
モバイル Google マップの新境地、構内地図が見られるようになりました。(Google Japan Blog 2011/11/30)
http://googlejapan.blogspot.jp/2011/11/google_9109.html
インドアGoogleマップのサービス開始について(日本科学未来館 2011/11/30付けお知らせ)
http://www.miraikan.jst.go.jp/info/111201146689.html
参考:
Googleの中の人が語るGoogle Art Project(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/20855
東京国立博物館のGoogle Art Project舞台裏―トロリーによる館内360度撮影、70億画素でデジタル化された国宝
http://current.ndl.go.jp/node/20617
美術館内部のバーチャルツアーと作品鑑賞ができる“Google Art Project”が大幅に拡大、東京国立博物館も対象に
http://current.ndl.go.jp/node/20545