「国のホームページ約6割がJIS規格最低基準に満たず」アライド・ブレインズ社調査

アライド・ブレインズ社が、2012年5月22日から6月4日にかけて実施した国のホームページのJIS規格(JIS X 8341-3:2010)対応状況に関する調査結果について、プレスリリースを公表しています。調査対象となった49の府省等サイトのうち平均56.5%のページでJIS規格の達成等級Aの対応に問題があることが確認され、また、21の府省等サイトで、達成等級Aに「問題あり」のページが1万ページ以上あることが確認されたとのことです。

調査は、アライド・ブレインズが開発した「全ページJIS検証プログラムAion」を用いています。このAionは、総務省が開発し無償提供しているJIS規格対応検証ツールmiChecker(エムアイチェッカー)のチェック項目と基準で、公開されている全ページを一括で検証するものであるとのことです。

調査対象は、.e-Gov(イーガブ)の「各府省・独立行政法人等のホームページ」及び「国会・裁判所等関連サイト」に掲載されている49団体の公式ホームページであり、国立国会図書館も対象になっています。

Ref.
国のホームページ約6割がJIS規格最低基準に満たず - 21の府省等で1万ページ以上の改善が必要 -(アライド・ブレインズ社 2012/7/3付け プレスリリース)
http://www.a-brain.com/news/2012/20120703.html

「各府省・独立行政法人等のホームページ」
http://www.e-gov.go.jp/link/index.html

「国会・裁判所等関連サイト」
http://www.e-gov.go.jp/link/index.html