Twitter社、各国政府からのユーザ情報開示請求などをまとめた透明性レポートを公表

2012年7月3日、Twitter社が“Twitter Transparency Report”というレポートを公開しました。これは、各国政府によるユーザ情報の開示やコンテンツの非表示化へのリクエスト、著作権保有者からのコンテンツ削除要請、そしてそれらに対して同社が取った行動に関する統計をまとめたものです。Google社が2012年5月に同様のレポートを公開しました。

今回は2012年1月から6月までの情報が公開されています。例えば、各国政府によるユーザ情報の開示請求については合計849件のリクエストがあり、多い順に、米国が679件、日本が98件、カナダおよび英国が11件でした。日本政府に対しては20%の請求に情報を公開したということです。

今後も半年ごとにレポートを公表していく予定としています。

Twitter Transparency Report
https://support.twitter.com/articles/20170002#

#transparency: 情報の透明性(Twitterブログ 2012/7/3付け記事)
http://blog.jp.twitter.com/2012/07/transparency.html

Twitter、初の「Transparency Report」を公開(CNET Japan 2012/7/3付け記事)
http://japan.cnet.com/news/business/35018800/

Twitter、各国政府からの個人データ開示要請状況を公開 日本からは半年で98件(ITmedia ニュース 2012/7/3付け記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/03/news028.html

参考:
米Google、著作権侵害ページへの削除依頼に関する統計を公開
http://current.ndl.go.jp/node/20964