2012年5月11日、国際図書館連盟(IFLA)が、デジタル資料の貸出(e-lending、digital lending)をテーマとするペーパーを公表しました。図書館における電子書籍の提供、学術・商業出版社の現状、学術・研究図書館と公共図書館の事情の違い、法的な課題などのトピックが取り上げられているようです。このテーマは、IFLAが2011~2012年に重点的に取り組むプログラムの1つとして挙げられている“Digital Content Programme”に含まれており、今後も継続的な取組が行われるようです。
IFLA E-Lending Background Paper(PDF:15ページ)
http://www.ifla.org/files/clm/publications/ifla_background_paper_e-lending_0.pdf
IFLA Releases Background Paper on e-Lending(IFLA 2012/5/11付けニュース)
http://www.ifla.org/en/news/ifla-releases-background-paper-on-e-lending
参考:
国際図書館連盟(IFLA)が2011-2012年に重点的に取り組む5つのプログラム
http://current.ndl.go.jp/node/20221