被災文化財等レスキュー委員会、「被災文化財における人体への健康被害の可能性のあるカビの取扱い、および予防に関する注意点」をまとめた文書を公開

2012年3月15日に、東京文化財研究所内に事務局をおく被災文化財等レスキュー委員会が、「<重要>被災文化財における人体への健康被害の可能性のあるカビの取扱い、および予防に関する注意点」と題した文書(3月19日付)を公開しました。文書では、被災文化財で肺胞出血を引き起こす疑いがあることが報告されている、スタキボトリス属菌の発生がみられることについて注意を促しており、カビが発生している被災文化財を取り扱ううえでの現段階での注意点とさらなる発生の予防策をまとめているようです。

<重要> 被災文化財における人体への健康被害の可能性のあるカビの取扱い、および予防に関する注意点 (PDF)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/20120319.pdf

東京文化財研究所 (「被災文化財等救援委員会事務局からのご案内」の2012/3/15付けの記事に上記へのリンクがあります。)
http://www.tobunken.go.jp/index_j.html