ハーバード大学、全学図書館の組織再編後の新体制図を公表

組織改革を実行中の米国のハーバード大学がその新組織体制図(2012年2月版)を公表しました。2011年9月に発表された体制図では73あるという学内図書館のグループ分けにポイントが置かれていましたが、今回の図ではアクセスサービスやテクニカルサービス等のシェアードサービスや、IT担当部署の構造について詳しく描かれているようです。このような全学図書館の組織再編を通じて、変化する利用者ニーズへの対応や全学的な協力の促進が可能となり、利用者・職員・大学にとって様々なメリットを生みだすことができるとされています。

新体制組織図(2012/2付け)
http://isites.harvard.edu/fs/docs/icb.topic869036.files/FebruaryOrganizationalDesignAnnounceOrgChartFINAL.pdf

Benefits(利用者・職員・大学のそれぞれに対するメリットが紹介されている)
http://isites.harvard.edu/fs/docs/icb.topic869036.files/HL_Benefits_V3.pdf

Letter from Provost Garber on the Harvard Libraries, February 10, 2012 (Harvard University 2012/2/10付けニュース)
http://isites.harvard.edu/icb/icb.do?keyword=k77982&pageid=icb.page492667

新体制組織図(2011/9/28付け)
http://isites.harvard.edu/fs/docs/icb.topic991404.files/HL%20Organizational%20Design_09_28_11.pdf

参考:
ハーバード大学、学内図書館を5グループに分ける新組織体制を発表 2012年には実行フェーズへ
http://current.ndl.go.jp/node/19206