Springer社が全てのオープンアクセスコンテンツでCC-BYライセンスを採用し商用利用が可能に

2012年1月18日、Springer社が、同社の全オープンアクセス(OA)コンテンツの商用利用が可能になったと発表しました。同社は、2004年に著者選択型OAプログラム“Open Choice”を開始しましたが、そこではクリエイティブコモンズの「表示-非営利」(CC-BY-NC)ライセンスが採用されており、許可なしに商用利用することはできませんでした。一方で、同社のOA誌であるBioMed CentralとSpringerOpenでは、商用利用が可能な「表示」(CC-BY)ライセンスでした。今回、Open Choiceで使用するライセンスをCC-BYに変更することによって、同社の全OAコンテンツの商用利用が可能になったということのようです。

Springer permits commercial use for its hybrid open access program (Springer 2012/1/18付けプレスリリース)
http://www.springer.com/about+springer/media/pressreleases?SGWID=0-11002-6-1332921-0