2012年1月16日、米国OCLCの研究部門OCLC Researchが、“Social Metadata for Libraries, Archives and Museums Part 2: Survey Analysis”と題したレポートを発表しました。この一連のレポートは、図書館・博物館・文書館(MLA)などのウェブサイトにおいて、タギングやコメントといったソーシャル機能によってユーザが作成したメタデータ(social metadata)の活用をテーマとしているものです。今回公開された第2弾のレポートでは、第1弾のレポートで調査したウェブサイトの管理者に対して、ウェブサイト作成の動機やウェブサイトで使われている技術、評価基準等を尋ね、その結果得られた回答の分析がまとめられているようです。今後公開される第3弾のレポートでは、MLA向けのソーシャルメタデータ機能に関する提言等がまとめられる予定とのことです。
Social Metadata for Libraries, Archives and Museums Part 2: Survey Analysis (PDF)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-03.pdf
Social Metadata for Libraries, Archives, and Museums. Part 2: Survey Analysis (レポートダウンロードページ)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-03r.htm
New Report: “Social Metadata for Libraries, Archives, and Museums. Part 2: Survey Analysis” (OCLC 2012/1/16付けの記事)
http://www.oclc.org/research/news/2012-01-16.htm
参考:
OCLC、MLAにおけるソーシャルメタデータの活用に関するレポート(第1弾)を発表
http://current.ndl.go.jp/node/19056