OCLC、MLAにおけるソーシャルメタデータの活用に関するレポート(第1弾)を発表

米国OCLCの研究部門OCLC Researchが、“Social Metadata for Libraries, Archives and Museums Part 1: Site Reviews”と題したレポートを発表しました。この一連のレポートは、図書館・博物館・文書館などのウェブサイトにおいて、タギングやコメントといったソーシャル機能によってユーザが作成したメタデータ(social metadata)の活用をテーマとしているようです。このプロジェクトでは2009年から2010年にかけて全76点のウェブサイト(p.71の表5に一覧あり)について調査しており、今回発表されたPart 1ではそのうち24つのサイトについての分析結果が述べられているようです。今後、Part 2とPart 3が刊行される予定とのことです。

Social Metadata for Libraries, Archives and Museums Part 1: Site Reviews (PDF文書:174ページ)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-02.pdf

Supplemental spreadsheet
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-02.xlsx

Social Metadata for Libraries, Archives, and Museums Part 1:
Site Reviews (OCLC)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-02r.htm