米国の書籍産業研究グループ(BISG)、電子書籍へのISBN付与についての方針文書を発表

米国の書籍産業研究グループ(BISG:Book Industry Study Group)が、2011年12月7日付けで、電子書籍等のデジタル製品へのISBN付与についての方針文書(Policy Statement)を発表しています。一般的ルールやベストプラクティス等が掲載されており、ベストプラクティスの欄には、「文字だけのものと音声等が追加されているものは別のISBNを付与」「フォーマットが違う場合は別のISBNを付与」「利用者層に応じて使用条件が変わる場合は別のISBNを付与」等が示されています。

Official BISG Policy Statement on Best Practices for Identifying Digital Products Now Available(BISG 2011/12/7付けのプレスリリース)
http://www.bisg.org/news-5-703-press-releaseofficial-bisg-policy-statement-on-best-practices-for-identifying-digital-products-now-available.php

BISG Policy Statement POL-1101 BEST PRACTICES FOR IDENTIFYING DIGITAL PRODUCTS(本文)
http://www.bisg.org/docs/BISG_Policy_1101.pdf

参考:
日本図書コード管理センター、電子書籍へのISBNの適用についての文書を公開
http://current.ndl.go.jp/node/18992

E1026 – 電子書籍へのISBN付与に関する国際ISBN機関の見解が示される
http://current.ndl.go.jp/e1026

国際ISBN機関、電子書籍とアプリへのISBN付与についてのガイドラインとFAQを公表
http://current.ndl.go.jp/node/17215