2023年11月7日、国文学研究資料館(国文研)が、公益財団法人静嘉堂静嘉堂文庫が所蔵する古典籍をデジタル化し、11月1日に国書データベース上で公開したと発表しました。
国文研と静嘉堂文庫は2022年に、「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」におけるデータベース構築に関する覚書を締結しています。これに基づき、国文研は、静嘉堂文庫が所蔵する古典籍のうち、当面マイクロフィルム化されている資料を中心にデジタル化し、国書データベース上で順次公開することとしています。
今回公開されたのはその第一弾であり、『歌学資料集成』『物語文学書集成』などの画像2,069点です。
お知らせ(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/news/
※2023年11月7日付けで「静嘉堂文庫が所蔵する古典籍のうち重要文化財を含む2,069点の資料をデジタル化し、令和5(2023)年11月1日に公開しました。今後も順次デジタル化を進め、「国書データベース」により一般公開してまいります。」とあります。
遂に公開スタート!静嘉堂文庫所蔵の古典籍(和書)を国文研でデジタル化 [PDF:3ページ]
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20231107_release.pdf
静嘉堂文庫 画像一覧 / Seikado Bunko List(国書データベース)
https://kokusho.nijl.ac.jp/page/list-sekd.html
参考:
E2612 – 日本古典籍を身近にする「国書データベース」
カレントアウェアネス-E No.460 2023.07.13
https://current.ndl.go.jp/e2612