【イベント】令和5年度全国公共図書館研究集会(サービス部門/総合経営部門)(11/9-10・和歌山)

2023年11月9日と10日に、和歌山市のホテルアバローム紀の国において、令和5(2023)年度全国公共図書館研究集会(サービス部門/総合経営部門)が開催されます。主催は日本図書館協会(JLA)公共図書館部会、近畿公共図書館協議会、和歌山県公共図書館協会で、主管は和歌山県立図書館です。

今回の研究主題は「図書館とSDGs―図書館ができる持続可能な取り組み―」です。SDGsの背景や課題について改めて学び、また取組事例を通して様々な課題に対する意識を高めることで、今後の図書館サービスに生かす契機としたいとあります。

主なプログラムは以下のとおりです。

・基調講演「図書館はSDGsへの取り組みにどのような貢献ができるか」
青柳英治氏(明治大学文学部専任教授)
・事例発表1「SDGsと「知識創造型図書館」―大阪市立図書館の取り組み―」
上田優里氏(大阪市立中央図書館利用サービス担当係長)
・事例発表2「「真庭ライフスタイル」と図書館―真庭市立図書館の取り組み―」
上杉朋子氏(真庭市立中央図書館参事)
・事例発表3「絵本でSDGs 絵本で世界とつながろう~絵本を使ってできること~」
朝日仁美氏(絵本でSDGs推進協会代表理事、絵本専門士、JPIC読書アドバイザー、糸魚川市学校司書)
・研究協議
司会・コーディネーター:青柳英治氏
パネリスト:上田優里氏、上杉朋子氏、朝日仁美氏
・情勢報告
植松貞夫氏(日本図書館協会理事長)

参加費は無料で、定員は200人(要事前申込み)です。

なお、11月9日には情報交換会も開催されます。情報交換会の参加費は6,000円で、事前の申込みが必要です。

令和5年度 全国公共図書館研究集会について(和歌山県立図書館)
https://www.lib.wakayama-c.ed.jp/honkan/tenji/5.html

参考:
令和3年度全国公共図書館研究集会(サービス部門 総合・経営部門)、動画配信により開催:研究主題は「デジタルアーカイブの構築と活用法」 [2021年09月16日]
https://current.ndl.go.jp/car/44823

CA1964 – SDGsと図書館 ―国内の取組から― / 中村穂佳
カレントアウェアネス No.342 2019年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1964