千葉県、新図書館・文書館複合施設におけるメーカースペースの構築・運用に関する情報提供依頼を実施

2023年9月1日、千葉県が、新図書館・文書館複合施設におけるメーカースペースの構築・運用に関する情報提供依頼(RFI)を実施することを発表しました。

新図書館・文書館複合施設とは、千葉県が設置を予定している千葉県立図書館(中央図書館・西部図書館・東部図書館)と千葉県文書館の複合施設であり、その館内に「資料デジタル化作業室/プリントアウトルーム」(メーカースペース)の導入を予定しているとしています。

提案の項目として、メーカースペースで想定される活動案、運営体制、必要な機器やアプリケーションとその構成、運営に係る費用の概算見積り、運用開始までのスケジュール案が挙げられています。

新千葉県立図書館・県文書館複合施設メーカースペースの構築・運用に関する情報提供依頼(RFI)(千葉県, 2023/9/1)
https://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/all/rfi_makerspace_2023.html

参考:
千葉県教育委員会、新県立図書館・県文書館複合施設の基本設計概要を公開:2029年度に開館予定 [2023年08月18日]
https://current.ndl.go.jp/car/190449

韓国国立中央図書館(NLK)、ISSUE PAPER『図書館でのメイカースペースの構築と運営事例・発展方向』を発刊 [2021年07月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/44519

E2419 – オランダの公共図書館内メイカースペースに関する調査
カレントアウェアネス-E No.419 2021.09.02
https://current.ndl.go.jp/e2419