2023年8月21日、東京大学史料編纂所が、「日本史用語翻訳グロッサリー・データベース」を公開したと発表しました。
同データベースのウェブサイトによると、外国語で日本史研究を行う際の補助ツールとして、前近代日本史に関する史料用語・研究概念などの外国語訳・説明を集成し、検索可能にしたもので、日本語版と英語版が公開されています。
2003年7月に「応答型翻訳支援システム」として公開され、2023年7月にリニューアル・オープンしたものであり、2023年7月現在、英語約1万8,000件、フランス語約1,800件、ドイツ語約6,300件が登録されているとしています。
ニュース(東京大学史料編纂所)
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news
※2023年8月21日付で「日本史用語翻訳グロッサリー・データベース(日本語版・英語版)を公開しました。本サイトでは、国際的な日本史研究の基盤構築の一環として、日本史に関する史料用語・研究概念の外国語訳を蓄積し、検索機能を提供しています。」と掲載されています。
日本史用語翻訳グロッサリー・データベース
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/collection/digitalgallery/glossary/
The Online Glossary of Japanese Historical Terms
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/collection/digitalgallery/glossary/en/
参考:
東京大学史料編纂所、京都府松尾大社所蔵史料の画像および目録情報を公開 [2023年02月09日]
https://current.ndl.go.jp/car/172212
東京大学史料編纂所、編年史料(古代)編纂支援資源化データベースMIDOHを公開 [2022年12月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/169186
東京大学史料編纂所、海の見える杜美術館(広島県)が所蔵する「岩倉具視関係史料」の画像を公開 [2022年10月05日]
https://current.ndl.go.jp/car/46947