英国図書館(BL)、Googleと提携して18-19世紀の25万冊をデジタル化へ

英国図書館(British Library:BL)が、Googleと提携し、同館の所蔵する著作権の保護期間が終了している25万冊の資料をデジタル化すると発表しています。対象となるのは1700年から1870年の資料で、BLが選択し、Googleがデジタル化するとのことです。デジタル化の費用は全てGoogleが負担するとのことです。デジタル化された資料は、Googleブックスで無料で全文検索、ダウンロード、閲覧ができるとともに、BLのウェブサイトでも検索可能で、BLのデジタルアーカイブに永久保存されるとのことです。

The British Library and Google to make 250,000 books available to all(BL 2011/6/20付けのプレスリリース)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/The-British-Library-and-Google-to-make-250-000-books-available-to-all-4fc.aspx

大英図書館の蔵書を電子化 グーグル、25万冊(47NEWS 2011/6/21付けの記事)
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062101000054.html

大英図書館、米Googleと提携。25万点の電子書籍を数年後をめどに「Google Books」経由で無料公開(hon.jp DayWatch 2011/6/21付けの記事)
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2486

参考:
E1163 – 英国図書館,2011-2015年の戦略を公表
http://current.ndl.go.jp/e1163