2023年5月25日、英国図書館（BL）が2023年-2030年の戦略計画“Knowledge Matters”を公開しました。
同日付けで、キーティング（Roly Keating）館長が同計画を解説するブログ記事も公開されました。同記事によると、この計画は2015-2023年の戦略計画“Living Knowledge”を発展させつつ近年の動向を反映しており、最終的にはBLの知的遺産（intellectual heritage）に誰でもアクセスできるようになることを目指すものであるとしています。計画の全体に関わる優先事項として、以下の5点が挙げられています。
・アクセス、エンゲージメント、インクルージョン（Access, engagement and inclusion）
・図書館サービスのアップデート（Modernising our library services）
・連携の強化（Deepening our partnerships）
・持続可能性とレジリエンス（Sustainability and resilience）
・南北両地域での新しいスペースの提供（New spaces, North and South）
Announcing our new vision（BL, 2023/5/25）
https://www.bl.uk/news/2023/may/announcing-our-new-vision
Launching Knowledge Matters – our new strategic vision to 2030（BL, 2023/5/25）
https://blogs.bl.uk/living-knowledge/2023/05/launching-knowledge-matters-our-new-strategic-vision-to-2030.html
参考：
英国図書館（BL）、2015年-2023年の戦略計画を公開 [2015年01月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/27789
英国で“Living Knowledge Network”が始動：英国図書館ほか24の大規模図書館が参加 [2016年09月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/32629
E2369 – 英国図書館ビジネス・知的財産センターの概要と近年の動向
カレントアウェアネス-E
No.410 2021.03.25
https://current.ndl.go.jp/e2369
