2023年4月18日、コピーライト・クリアランス・センター(CCC)が学術メタデータの現状に関するビジュアルレポート”The State of Scholarly Metadata: 2023″をウェブサイトで公開していました。
本レポートは、業界関係者数十名へのインタビュー調査に基づいて作成されたもので、メタデータのサプライチェーンが分断されていることは、研究者、機関、資金提供者、出版社に与える経済的・社会的影響が大きいとしています。また、特に研究者が大きな管理負担を背負い、科学的発見のプロセスの中断、遅延を招いている現状が視覚的に表現されています。
Press Releases:CCC Hosting Panel at The London Book Fair on Reading the Data Compass: The Guiding Role of Metadata in an Increasingly Complex Scholarly Research Ecosystem(CCC, 2023/4/18)
https://www.copyright.com/media-press-releases/ccc-hosting-panel-at-the-london-book-fair-on-reading-the-data-compass-the-guiding-role-of-metadata-in-an-increasingly-complex-scholarly-research-ecosystem/
The State of Scholarly Metadata: 2023
https://www.copyright.com/stateofmetadata/
参考:
カナダのデジタル学術出版の推進等を目的としたイニシアチブ“Coalition Publica”、学術出版におけるメタデータに関する2件のレポートを公開[2021年10月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/45052