2011年1月19日に開催された第52回科学技術関係資料整備審議会において、それまで同審議会の「基本方針検討部会」において検討が進められていた、「国立国会図書館における今後の科学技術情報整備の基本方針に関する提言」が、必要な修正を加えられた後、全会一致で了承され、有川節夫委員長から長尾真国立国会図書館長に提出されました。これは、科学技術分野における情報の生産、流通、利用、保存のすべての段階において、電子情報資源が主要な役割を担うようになってきたことを背景に、今後の国立国会図書館の科学技術情報整備の在り方についての基本方針をまとめたものです。提言は、「国立国会図書館の科学技術情報整備の評価」、「学術情報流通の整備を巡る諸外国の状況」、「『知識インフラ』構築の必要性」、そして「国立国会図書館が今後果たすべき役割」で構成されています。
国立国会図書館における今後の科学技術情報整備の基本方針に関する提言
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/teigen_2.pdf
科学技術関係資料整備審議会諮問・答申ほか – 科学技術関係資料整備審議会
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/tec/council_tec_report.html