2023年3月5日、埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアムおよびオンラインにて、サイエンスカフェ「図書館の書誌・所蔵データを用いたマンガ研究」が開催されます。
共同研究グループPICNIC(研究代表:青山学院大学・大谷康晴氏)によるもので、日本のマンガが海外でどのように出版され受容されているかについて、図書館の書誌・所蔵データ等を使って定量的に探る研究に取り組んでいるとし、その研究成果を報告するとしています。
定員は、会場で参加する場合は20人(先着順)で、オンラインでは無制限です。いずれも事前申し込みが必要です。
内容は以下のとおりです。
●第1部:話題提供(テーマは仮)
・話題提供1:図書館の所蔵データに基づくマンガの類型化
江藤正己氏(学習院女子大学国際文化交流学部)
・話題提供2:オープンデータやSNSを用いた日本マンガの書誌リスト作成の試み
安形輝氏(亜細亜大学国際関係学部)
・話題提供3:国内のマンガの書誌データとメディア芸術データベースにおける整備
三原鉄也氏(ITコンサルタント/(一社)コネクテッド社会研究機構)
・話題提供4:日本のマンガの翻訳版と海外での出版状況
椎名ゆかり氏(文化庁 芸術文化調査官(メディア芸術担当))
・話題提供5:日本のマンガの翻訳版の書誌学的な研究
安形麻理氏(慶應義塾大学文学部)
●第2部:ディスカッション
図書館の書誌・所蔵データを用いたマンガ研究 (サイエンスカフェ)
https://sites.google.com/jissen.ac.jp/picnicevent2023
参考:
北米の東アジア研究図書館における日本語の漫画雑誌の所蔵状況等に係る調査(文献紹介)[2021年03月03日]
https://current.ndl.go.jp/car/43439
E2264 – 企画展の工夫による少女雑誌の利活用促進
カレントアウェアネス-E No.392 2020.06.11
https://current.ndl.go.jp/e2264
CA1637 – 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏
カレントアウェアネス No.293 2007年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1637
小特集 マンガ図書館の現在(CA1779-CA1782)
カレントアウェアネス No.314 2012年12月20日
https://current.ndl.go.jp/book/22600