慶應義塾大学メディアセンター(図書館)は、学術書のデジタル化と特定利用者への提供を試みる実験プロジェクトを発表しています。同大学と学術出版社が共同で行うもので、学術出版社からコンテンツの提供を受け、電子化とシステムを担当する会社の協力を得ながら、実際に学生等が利用(閲覧・貸出)できる電子学術書プラットフォームを作り、今後の電子書籍化の方向性を探っていくとのことです。利用者は24時間自宅からも利用でき、資料が貸出中で利用できないという状況も改善されるとのことです。対象冊数は約2000冊、利用者は慶應義塾大学に所属する学生・専任教職員(約3万人)で、2010年12月から2012年3月の期間で実施されるとのことです。
日本の大学では初、日本語の学術書をデジタル(電子書籍)化し、図書館で閲覧・貸出 -実験プロジェクト開始-
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2010/kr7a43000003or9x.html
(プレスリリース)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2010/kr7a43000003or9x-att/100930.pdf