2022年12月5日に開催された「J-STAGE Dataユーザ会」の開催報告と資料が、12月14日に公開されました。
J-STAGE Data利用機関の関係者(ジャーナル編集委員長、編集委員、編集事務局員、登録作業担当者等)が参加し、科学技術振興機構(JST)によるJ-STAGE Dataの現状紹介、利用機関5機関からの事例紹介、公開データへのメタデータ付与や研究データ公開の国際的な状況に関する話題提供、自由討論が行われました。
開催報告では、有用な情報提供を受けて活発な議論が行われ、参加者の間で温度差が浮かび上がることもあったが、研究分野や研究データおよびその公開に関して考え方が異なる参加者が集まったことで、新たな発見や気づきが多いミーティングとなったと述べられています。
同ユーザ会で行われた報告や話題提供について、以下の資料が公開されています。
・JSTからJ-STAGE Dataの現状紹介
・J-STAGE Dataサポートから:公開データの二次利用を促進するメタデータの付与
・プラットフォームFigshareから:研究データ公開の国際的な現状
過去のイベント開催情報・配布資料(J-STAGE)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB4/PastIssues/-char/ja#2212
※2022年12月14日付で、「J-STAGE Dataユーザ会 開催報告および資料」が掲載されています。
参考:
研究データとコードの共有に関する課題と解決策:研究者の懸念軽減を目的とした整理(文献紹介) 2022-12-15
https://current.ndl.go.jp/car/168148
2022年度第1回J-STAGEセミナー「オープンサイエンスの進展による研究データの共有・利活用の取り組み」の講演資料が公開される 2022-10-19
https://current.ndl.go.jp/car/47022
E2271 – J-STAGE Data:オープンサイエンス時代の新たなサービス
カレントアウェアネス-E No.393 2020.06.25
https://current.ndl.go.jp/e2271