2022年12月13日、途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFLが、記事“Ukraine launches National Open Science Action Plan”を掲載しました。
記事によると、ウクライナで国家のオープンサイエンス行動計画が承認され、全ての省庁に行動計画の実施と年次のモニタリング報告書の作成が義務付けられました。同計画には、2024年までに科学・研究・教育・技術・イノベーションに関する政策・戦略・アクションプランにオープンサイエンスを組み込むことが含まれているとあります。
その他、ウクライナのオープンアクセス(OA)ジャーナルのDOAJ(Directory of Open Access Journals)への登録を推奨していること、研究評価の改革が2023年の優先事項の一つであること等が述べられています。
Ukraine launches National Open Science Action Plan(EIFL, 2022/12/13)
https://www.eifl.net/news/ukraine-launches-national-open-science-action-plan
参考:
data.europa.eu、エストニア・スロベニア・ウクライナのオープンデータに関する報告書を公開 2022-05-31
https://current.ndl.go.jp/car/46223