米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、大学・研究図書館が持つ価値に関する報告書を公開

2010年9月14日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、大学・研究図書館が持つ価値に関する報告書“Value of Academic Libraries: A Comprehensive Research Review and Report”を公開しました。この報告書は、高等教育機関を取り巻く環境の変化に伴い、大学・研究図書館も、所属する機関のステークホルダーに対して、自館の実績を明確に説明することが求められるようになってきたことを背景に、(1)機関の内の一組織としての図書館という文脈上での、大学・研究図書館の価値に関する文献レビューを行い、(2)大学・研究図書館の価値を示す「次のステップ」を提案し、(3)研究図書館の価値をはっきりと主張するための「指針」(Research Agenda)を提供することを目的としているようです。

Value of Academic Libraries: A Comprehensive Research Review and Report
http://www.acrl.ala.org/value/