今後の研究・教育活動におけるテクノロジー活用に関する「ホライズン・レポート2010」の日本語版

米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)とEDUCAUSEによる「ホライズン・レポート」の2010年版の日本語版が公開されています。これは、今後5年間の期間において、大学などの高等教育機関での研究・教育活動に影響を与えると考えられるテクノロジーについて解説しているもので、主流となるまでの期間別に、下記の6つのテクノロジーがあげられています。電子書籍については、「重い教科書や副読本に替わる費用効果的で携帯可能な手段として、大学構内でも足場を固めつつある」としています。

1年以内:「モバイル・コンピューティング」「オープンコンテンツ」
2年から3年:「電子書籍」「簡易型拡張現実」
4年から5年:「ジェスチャーベースコンピューティング」「視覚的データ分析」

ホライズン・レポート2010年版
http://intl.code.u-air.ac.jp/portal/report/NMC_HorizonReport_2010_Japanese.pdf

THE HORIZON REPORT 2010 EDITION
http://www.nmc.org/pdf/2010-Horizon-Report.pdf