フランス政府がインターネット広告の課税を検討

フランス政府が、検索エンジンのインターネット広告収入に対して課税することを検討していると報じられています。課税案は、政府の出資によりZelnick氏らが作成した報告書“Le rapport Zelnik”で提案されているもので、Googleなどのフランス国外の検索エンジン企業でも広告をクリックしたユーザーがフランス国内にいる場合は課税の対象とするようです。1~2%の税率で年間1,000万~2,000万ユーロの税収が見込まれており、それらを使って音楽業界や出版業界に助成するとのことです。

フランス政府が“Google税”提案 税収でコンテンツ業界を支援(ITmedia News 2010/1/8付けの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/08/news062.html

Pour promouvoir la culture, la commission Zelnik part en guerre contre Google(Le Monde 2010/1/7付けの記事)
http://www.lemonde.fr/technologies/article/2010/01/07/pour-promouvoir-la-culture-la-commission-zelnik-part-en-guerre-contre-google_1288540_651865.html