研究データ

【イベント】慶應義塾大学DMC研究センターシンポジウム「メタデータ再考」(11/20・横浜)

2018年11月20日、神奈川県横浜市の慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(DMC研究センター)主催のシンポジウム「メタデータ再考」が開催されます。

開催案内によれば、同シンポジウムは「文化資源の利活用のボーダーを創造的に越えるために、メタデータを取り巻くフレームワークを改めて問い直す」ものであるとのことです。

当日は京都大学東南アジア地域研究研究所教授・原正一郎氏による講演「学術データの共有と利活用のための工夫」、慶應義塾大学理工学部専任講師・金子晋丈氏による講演「コンテンツネットワーク形成におけるメタデータの限界」が行われます。その後、両氏と慶應義塾大学文学部准教授の安形麻理氏、同大学アート・センター所員の久保仁志氏、同じくDMC研究センター特任講師の石川尋代氏をパネリストとし、同大学大学文学部教授・DMC研究センター副所長である安藤広道氏をモデレータとしたパネルディスカッション「ボーダレスなデータ利活用のための情報組織化とは」を開催するとのことです。

【イベント】日本学術会議公開シンポジウム「科学データの保存・利用態勢の強化と国際展開」(11/19・東京)

2018年11月19日、東京都港区の日本学術会議2階大会議室で、日本学術会議情報学委員会国際サイエンスデータ分科会が主催する公開シンポジウム「科学データの保存・利用態勢の強化と国際展開」が開催されます。

世界科学データシステム(WDS)及び科学技術データ委員会(CODATA)における最近の国際動向を踏まえて、日本のデータ関連活動の活性化と国際連携の強化に向けた情報交換及び議論を行い、今後の活動方針についての共通認識の形成を目指すものです。

参加費は無料で、定員は約70人、事前登録は不要です。主な内容は次のとおりです。

・WDSと我が国の研究データ基盤事業、オープンサイエンスの潮流
村山泰啓氏(情報通信研究機構)

・ISCU-World Data Centerの発展と日本のデータ体制
荒木徹氏(京都大学)

・極域研究観測事業におけるデータベース整備とデータ出版
門倉昭氏(情報・システム研究機構)

・デジタル時代の学術コミュニケーションのインフラストラクチャーのあり方について
武田英明氏(国立情報学研究所)

・海洋分野におけるデータの相互利用の促進
馬場典夫氏(海上保安庁)

LA Referencia、ラテンアメリカでのオープンサイエンス促進のため欧州原子核研究機構(CERN)と覚書を締結

2018年10月29日、研究成果のオープンアクセス化を推進するラテンアメリカの国際組織であるLA Referenciaは、ラテンアメリカでのオープンサイエンス促進のため、10月24日に欧州原子核研究機構(CERN)と覚書を締結したと発表しました。

覚書の目的として、CERNとOpenAIREが開発した研究成果共有のためのリポジトリ“Zenodo”のラテンアメリカでの利用促進等が挙げられています。

figshare、研究データの公開に関する年次調査報告書“The State of Open Data Report 2018”を公開

2018年10月22日、研究データ等の研究成果の公開プラットフォーム“figshare”が、研究データの公開に関する年次調査報告書“The State of Open Data Report 2018”を公開しました。

今回の調査はSpringer Nature社と連携して実施されたもので、2016年、2017年に続く3回目の調査となり、過去の調査結果との比較も行われています。

figshareのブログ記事では、調査で得られた主な知見として以下の点を挙げています。

地球科学分野の研究データポータルDataONE、研究データの評価指標を実装

2018年10月24日、地球科学分野における研究データポータルサイトDataONEが、搭載された研究データの利用や引用に関わる評価指標の表示を実装したと発表しました。

引用数、ダウンロード数、閲覧数などを表示したもので、当該データを引用した文献や、ダウンロード数・閲覧数についてはアクセスした月別の統計なども調べることができます。

評価指標は、「研究データの評価指標に関する実務指針」に準拠して実装しています。

DataONE Implements New Usage and Citation Metrics to Make Your Data Count(DataONE,2018/10/24)
https://www.dataone.org/news/new-usage-metrics

DataONE
https://search.dataone.org/data

欧州原子核研究機構(CERN)と国立情報学研究所(NII)、次世代リポジトリの共同開発に関し覚書を締結

欧州原子核研究機構(CERN)と国立情報学研究所(NII)が、2018年9月4日に、次世代リポジトリの共同開発に関する覚書を締結したと発表しています。

CERNにおいては、CERNが開発した汎用リポジトリソフトウェア「Invenio」を、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が発表した次世代リポジトリの機能要件を満たすように拡張することが目的とされています。

また、NIIでは、次世代リポジトリソフトウェア「WEKO3」に必要な機能を開発することで、「Invenio 3」の開発に貢献するとしています。その際、次世代リポジトリの機能要件に関わる「Invenio」の新しいモジュールを作成するとともに、JAIRO Cloudを通じて開発された機能を提供することで、日本の機関が次世代リポジトリに対応できるようにするとしています。

CERNでは、開発された機能を、Zenodoや関連するデジタルライブラリにも実装するとしています。

European Open Science Cloud (EOSC)ポータル、2018年11月23日に公開

European Open Science Cloud (EOSC)ポータルが2018年11月23日に公開されると発表されました。

同ポータルでは、EOSCについての一般的な情報提供に加え、EOSCのサービスやリソースへのアクセスが提供されます。

EOSC Launch Event, 23 November 2018 (EOSC-hub)
https://www.eosc-hub.eu/events/eosc-launch-event-23-november-2018

@EOSC_eu(Twitter,2018/11/17)
https://twitter.com/EOSC_eu/status/1052523668876812289

スウェーデン王立図書館(NLS)へのラボ創設のための調査報告書が公開:国立図書館のラボの調査等を実施

2018年10月16日、スウェーデン・ウメオ大学のPelle Snickars教授が、スウェーデン王立図書館(NLS, スウェーデン語ではKB)がラボを創設することを提案する報告書“datalab.kb.se A Report for the National Library of Sweden”を公開しました。

同氏が、スウェーデン王立図書館にラボを設置するための情報を調査・評価することの提案を受け、同館等からの資金援助や人的支援を受けて、調査を実施した結果をまとめたものです。

報告書は、“Library Labs” 、“Digital Scholarship” 、“Recommendations”の3つの章から構成されています。

“Library Labs”は、各館の環境の違いに注意しながら、近年、国立図書館等に設置されたラボの現状を概観したもので、英国図書館(BL)、オランダ王立図書館(KB)、米国議会図書館(LC)、Europeana、デンマーク王立図書館、オーストリア国立図書館のラボが取り上げられています。

Springer Nature、オープンデータバッヂに関するパイロットを開始

2018年10月8日、Springer Nature社はデータ共有の習慣を研究者に奨励することを目的に、データ共有についての基準を満たした論文にオープンデータバッヂを付与するパイロットプログラムを開始したと発表しました。

同プログラムでは、データの可用性について論文中に明記されており、どこからデータにアクセスできるかが示されていること、データセットが公開リポジトリに登録されていること、DOI等の恒久的識別子がデータセットに付与されていること等の基準を満たした論文がバッヂ付与の対象となります。パイロットプログラムはBMC Microbiology誌を対象に実施され、最初のバッヂは2018年9月半ばに付与されたとのことです。

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