Wi-Fiのホットスポットを無料で貸出し:児童・生徒を対象とした米国・ノースカロライナ州シャーロット・メクレンバーグ郡公共図書館の取組み

2016年8月22日、米国・ノースカロライナ州のシャーロット・メクレンバーグ郡公共図書館は、通信会社Sprint社と連携し、シャーロット地域の学校の児童・生徒向けに、Wi-Fiのホットスポット150台を無料で貸し出すパイロットプロジェクトを2016/2017学年度に実施すると発表しています。

貸出期間は30日間で、費用面から同地区で自宅でオンラインアクセスできない家庭(18%)に、放課後の学習機会を提供することを目的としています。

ホワイトハウスによる、図書館での児童・生徒の情報や教育資源へのアクセス環境の提供に関する取組み“ConnectED Library Challenge”の一環として、Sprint社が参画して行なっているものです。

Sprint and Charlotte Mecklenburg Library Launch Program to Help Provide Internet Access to Students at Home(Business Wire,2016/8/22)
http://www.businesswire.com/news/home/20160822005063/en/Sprint-Charlotte-Mecklenburg-Library-Launch-Program-Provide

ONE Access™ ONE Access Student Mobile Hotspot Lending (A pilot program launching in fall 2016.) (Charlotte Mecklenburg Library)
https://www.cmlibrary.org/oneaccess

関連:
ConnectED initiative(White House)
https://www.whitehouse.gov/issues/education/k-12/connected

参考:
米国・ワシントンD.C.、全ての中高生に図書館カードを付与(記事紹介)
Posted 2015年11月26日
http://current.ndl.go.jp/node/30067

E1580 – ニューヨークとシカゴで公共図書館がインターネットを“貸出”
カレントアウェアネス-E No.262 2014.07.10
http://current.ndl.go.jp/e1580