CA1843 - ベトナムの図書館における目録作成ツール / 木村麻衣子

PDFファイルはこちら

カレントアウェアネス
No.323 2015年3月20日

 

CA1843

 

 

ベトナムの図書館における目録作成ツール

 

慶應義塾大学大学院:木村麻衣子(きむら まいこ)

1. はじめに

 ベトナムの図書館に関して、日本語ではGiem Trinh(1)、黒古(2)、Nguyen Hoa Binh(CA1615参照)、松村(3)などにより散発的に短い報告がなされてきたものの、依然としてよく知られていないのが実情である。特に、目録作成に際してどのような目録規則や分類表が用いられているのか、現状を報告する文献はほとんど見当たらない。筆者は、漢字文化圏の典拠コントロールについて研究を進めていることから、2014年4月に、ベトナム国家図書館(The National Library of Vietnam: NLV)および国立科学技術図書館(National Library for Science & Technology)に対して、目録作成の状況に関する訪問調査を行い、通訳を介してそれぞれ3時間程度のインタビューを行った(4)。さらに2014年10月に、ホーチミン市総合科学図書館に対して質問紙調査を行い、回答を得た。その概要を、ベトナムの図書館における目録作成ツールに関するいくつかの先行研究とともにここに報告する。

 

2. 先行研究

 1954年から1975年にかけて、ベトナムは、社会主義政府と共産党が支配する北ベトナムと、非共産主義政府に統治され、米国の影響下におかれた南ベトナムの2つに分断されていた。ソビエト連邦からの支援を受けていた北ベトナムの図書館では、ソビエトの分類体系である図書館図書分類法(BBK)を採用していたのに対し、米国の支援を受けていた南ベトナムの図書館はデューイ十進分類法(DDC)または国際十進分類法(UDC)のいずれかを採用していた(CA1615参照)。

 旧北ベトナムに位置するNLVでは1964年に、ソビエトの『統一規則』(5)をベースに冊子体のための記述規則を編纂した。この規則は1976年に改訂されている。一方南ベトナムでは、1975年までには英米目録規則が翻訳され、いくつかの図書館で適用されていたという(6)

 1976年の南北統一後、1978年に発行された英米目録規則第2版(以下、AACR2)が国際標準書誌記述(以下、ISBD)に準拠したものであったことを受けて、1980年に、NLVと科学技術中央図書館はISBDに従った目録規則の研究と適用を開始した(7)。NLVは1985年にTài liệu hướng dẫn mô tả ấn phẩm theo tiêu chuẩn qoốc tế ISBD: dùng cho mục lục thư viện. Phần I: Mô tả sách (『ISBD国際標準に沿った印刷物の記述に向けたマニュアル:図書館目録用.第I部. 図書の記述』)を出版し、1987年には科学技術中央図書館もISBDに沿ったQuy tắc mô tả thư mục xuất bản phẩm: dùng cho các thư viện khoa học và kỹ thuật T.1: Mô tả sách và xuất bản phẩm tiếp tục(『科学技術図書館のための出版物の目録記述規則 第1巻:図書と逐次刊行物の記述』)を出版した。1994年、NLVは、ISBD、AACR2、ソビエトの記述規則等とベトナム国内の目録作成の実践を踏まえてTài liệu hướng dẫn mô tả ấn phẩm: Dùng cho mục lục thư viện(『印刷物の記述に向けたマニュアル:図書館目録のために』)を出版し、現在も使用している。これらとは別に、国家科学技術委員会が1989年にISBDやソビエトの目録規則に基づいた一般的な資料の書誌記述の標準としてTCVN 4743:1989を発行したが、広く使用されるには至らなかった(8)。以上のように、1980年代から90年代前半にかけて、ベトナムの図書館が適用してきた目録規則はISBDに基づき独自に作成されたものであり、AACR2を直接受容したわけではなかった。

 1990年代後半からは、AACR2の翻訳および適用が活発になされるようになった。最初にベトナム語に翻訳されたのは、1998年にMichael Gormanによって編纂されたThe Concise AACR2, 1988 Revision であり、これは在米ベトナム人図書館員が設立したNPOであるThe Library and Education Assistance Foundation for Vietnam(LEAF-VN)によって翻訳され、2002年に出版された(9)。その後、国立科学技術情報局(National Agency for Science and Technology Information: NASATI)が2009年にAACR2 (update 2005)のベトナム語翻訳版を出版した(10)

 ベトナムの図書館におけるMARC21フォーマットの適用は2000年頃に始まった(11)。NASATIの前身である国立科学技術情報センター(National Center for Scientific and Technological Information: NACESTI)はMARC21の普及に指導的な役割を果たしており、2004年にMARC21フォーマットのベトナム語版マニュアル、2005年にその簡略版を出版した(12)他、図書館職員を対象としたMARC21の講習会を各地で開催した(13)

 ベトナムでは2007年5月に、文化情報部(現在の文化スポーツ観光部)が、図書館の標準的な目録作成ツールとしてDDC、 AACR2、 MARC21フォーマットを推奨する旨の公文書を発表した(14) (15)。ただし後述するTrầnの調査によれば、2011年の時点でこの公文書の存在を知らない図書館も全体の38.3%存在した(16)

 2011年にTrầnは、公共図書館、研究機関の図書館、大学・高等専門学校図書館、省庁の情報機関の図書館、の4つの図書館システムに属する130の図書館に対し、目録作成の状況に関する質問紙調査を行った。その結果、目録規則の適用状況は、AACR2が48.9%、 ISBDが46.8%、TCVN 4743:1989が2.1%であった。書誌フォーマットでは、MARC21が全体の72.7%の図書館で採用されており、他はDublin coreが13.6%、 独自フォーマットが15.9%、 UNIMARCが2.3%、その他のフォーマットが9.1%という結果であった。特に公共図書館ではMARC21の採用率が81.1%と最も高かった。分類表については、全体の60.9%の図書館がDDCを採用していた。次いで、NLVが公共図書館システムのために編纂した(17)19階層分類表を採用している図書館が23.9%、BBKを採用している図書館が8.7%であった。UDCを採用している図書館はなかった(18)

 TCVN 4743:1989のような図書館関連の規格は1980年代から発行されるようになり、更新も行われている。例えば、MARC21フォーマットを規格化したTCVN 7539:2005、書誌記述中の略語を定めたTCVN 5697:2009、ISO5127:2001(Information and documentation – Vocabulary)をベトナム規格化したTCVN 5453:2009などがある。しかし、Vũの調査によれば、これらの規格のほとんどは各図書館に適用されていないばかりか認知もされていない(19)。唯一、TCVN 7539:2005 だけは、調査対象の600館中、70館が適用していた。一方、MARC21フォーマットを適用している図書館であっても、TCVN 7539:2005を知らないというケースもあった(20)

 

3. ベトナム国家図書館への訪問調査

 NLVは、フランス植民地時代の1919年にハノイに設置されたインドシナ中央図書館が前身であり、1958年に現在の名称となった(21)

 NLVでは1986年に最初のコンピュータを導入し、1989年にUNESCOが開発したデータベースソフトウェアCDS/ISISを使用して、電算化された書誌レコードを作成するようになった。2003年以前はカード目録も作成していたが、現在は全て遡及入力済みである。インタビュー時点でのNLVが保有する書誌レコードは55万件以上、うち10万件以上は雑誌記事(新聞記事も少数含まれる)のレコードである。典拠レコードは作成していない。ベトナム語の図書に限ると、年間2万冊程度の受入がある。雑誌記事、新聞記事の書誌も含め、編目分類課の20名の職員が書誌レコード作成作業に当たっている(22)

 使用している目録規則は前述のTài liệu hướng dẫn mô tả ấn phẩm: Dùng cho mục lục thư việnであり、稀に2009年に出版されたAACR2ベトナム語版を参照することもある。書誌フォーマットとしてMARC21を採用しており、NACESTIから2004年に出版されたMARC21ベトナム語版のマニュアルを使用している。分類表は、2007年以降2013年まではDDC14版ベトナム語縮約版を使用、2014年以降はDDC23版ベトナム語版を使用している。1961年以降1983年まではNLVの独自分類を採用していたが、後にBBKに付け替えが行われた。1983年以降2006年まではBBKを採用していたが、2004年以降のものはDDC14版への付け替えが行われている。従って、現在は2003年以前受入の資料はBBKによる分類となっている。

 件名標目については、NLVが刊行するBộ Từ khóa(『キーワードリスト』)に従って1998年頃からベトナム語の統制語彙(主題、個人、団体、地名)を入力するようになった。Bộ Từ khóaは1997年に初めて刊行され、2005年、2012年に更新版が刊行されている(23)。2000年以前は非統制語彙の入力は職員の裁量に任されており、現在も、MARC21のフィールド653に非統制語彙が任意に入力されている。NLVとしては、ベトナム語版LCSHのような、より体系的な件名標目表を開発したいと考えているが、予算不足によりできていないとのことであった。Bộ Từ khóaは著者名の統制にも使用されているが、著者標目として使用する場合には、生没年は除いて記述する。なお、Bộ Từ khóaは他の一部の公共図書館にも採用されているとのことであった。

 1998年から2011年までは、全ての外国語資料の書誌レコードに対し、ベトナム語に訳したタイトルと抄録(文学作品は除く)を記述していた。しかし翻訳が必ずしも正しいとは限らないため、現在はこの取り扱いを中止している。

 

4. 国立科学技術図書館への訪問調査

 1960年設立の科学技術中央図書館と1972年設立の科学技術情報中央研究所を統合する形で、1990年にベトナム科学技術省直属の組織として国立科学技術情報ドキュメンテーションセンター(National Centre for Scientific and Technological Information and Documentation: NACESTID)が設立された。その後2003年にNACESTI、2009年にNASATIへと改名された(24)。現在、ハノイに位置する国立科学技術図書館はNASATIの一部門であり、ベトナムで最も大きな科学技術分野の専門図書館である。

 図書の所蔵は30万冊以上あり、うち25万冊分程度の書誌レコードを作成済みである。雑誌は7千タイトル程度の所蔵があり6千タイトル分の書誌レコードを作成済みである。編目部の職員4名が書誌レコード作成作業を行っている。これまでに1万タイトル程度の電子ブックを購入したため、2014年は電子ブックの書誌レコード作成作業に着手する予定とのことであった。電子ジャーナルの書誌レコードは作成していない。ほかにレポート類1万2千件程度、ベトナム語の科学技術系雑誌記事15万件程度の書誌レコードを保有しており、これらのレコードは図書館ではなくNASATI内部の他部署が作成している。典拠レコードは作成していない。

 目録規則は2000年以降、1987年に出版した目録規則に代えてAACR2を採用している。現在は2009年に出版されたAACR2ベトナム語版を使用しており、書誌フォーマットについても2000年以降、MARC21を採用している。マニュアルとしてはNACESTIが2005年に出版したMARC21ベトナム語簡略版を使用している。分類表はBBKを採用している。ただしレポート類、雑誌記事に関しては、未だにNACESTI時代の独自の目録規則と書誌フォーマット、分類表を使用して書誌が作成されている。

 件名標目(普通件名、生物名、地名、団体名を含む)は2001年に独自に制定した語彙集(25)に基づいて、図書、雑誌、レポート類、雑誌記事の全ての書誌に付与している。著者標目は統制していない。

 

5. ホーチミン市総合科学図書館への質問紙調査

 南北分断時代には南ベトナムの国家図書館であり(26)、約137万冊の蔵書(27)を有する大規模な図書館である。2014年10月現在、50万件以上の書誌レコードを保有し、このうち図書の書誌レコードは23万件強である。書誌フォーマットは2002年以降MARC21を採用しており、目録規則は2007年以降、AACR2ベトナム語版を採用している。分類表は、2014年以降、DDC23版ベトナム語版と、DDC14版ベトナム語縮約版とを組み合わせて用いている(2013年以前はDDC22版との組み合わせであった)(28)。件名標目については1973年からLCSHを採用しており、現在は2010年に独自に編纂したベトナム語の件名標目リスト(件名約1万5千件を収録)と組み合わせて用いている。典拠レコードは作成していないが、著名な著者に限り、標目を揃えている場合がある。

 ホーチミン市総合科学図書館に対する調査は、同館の書誌コントロールの概要について簡単な質問票を作成し、回答を得たものであるので、今後さらに詳細な調査を要する。

 

6. おわりに

 2007年にDDC、AACR2、MARC21フォーマットという3つの目録作成ツールの使用が推奨されたことで、ベトナムの図書館では独自規則を制定するのではなく、米国方式の書誌コントロールを遂行するという方向性が示されたと言えよう。AACR2に代わる目録規則であるResource Description & Access(以下、RDA)の適用についても、訪問調査を行った2機関は前向きに進めていく意向であった。ベトナムは漢字文化圏に属するが、1945年9月、ベトナム民主共和国によってローマ字に声調記号を付したクォック・グーがベトナム語の公式表記法と定められ、現在では漢字が一般に使用されることはなくなっている(29)。文字表記がローマ字ベースであり、古典籍を除いて漢字の併記も不要のため、他の漢字文化圏の国々と比べてRDAやMARC21をそのまま受け入れやすいと考えられる。ただ、3機関とも著者名典拠データを作成していないことは問題で、ベトナム国内には著者標目の形式に関する統一的な基準がないことも指摘されている(30)。近年増加した4音節や5音節の姓名の中には、姓(多くは父親の姓)に続けて母親の姓を付すものもあり、個人著者名は多様化・複雑化している(31)。今後、RDAの適用に向けた検討の中で、著者標目および典拠データに関しても注意の払われることが望ましい。

 

謝辞

 本調査は、平成26年度笹川科学研究助成(研究課題:ベトナム語資料の目録データベースに関する基礎的研究)を受けて遂行したものです。一部の先行文献の読解に当たっては、慶應義塾大学言語文化研究所嶋尾稔教授のご指導を受けました。ここに記して感謝申し上げます。ただし、本稿における誤りは全て筆者の責に帰するものです。

 

(1) Giem Trinh. ベトナムの図書館事情: 戦時下と戦後. 加藤 典洋訳. 図書館雑誌. 1983, 77(8), p. 484-486.

(2) 黒古一夫. ベトナム・図書館事情. 図書館雑誌. 2005, 99(3), p. 176-179.

(3) 松村多美子. ベトナムの図書館・情報サービス. 図書館情報大学附属図書館報. 1996, 12(2).
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/tojo/archive/Kanpo/Vol12No2/matsumura.html, (参照 2014-10-20).

(4) ベトナム国家図書館では編目分類課のDoãn Anh Đức氏,国家科学技術図書館では国家科学技術情報局(NASATI)副局長Cao Minh Kiểm氏ほか2名の職員の方にご対応いただいた。

(5) 『統一規則』とは,書名から,1949年から1958年にかけて刊行された『Единые правила по описанию произведений печати для библиотечных каталогов』(NDLに一部所蔵あり,請求記号025.3-Rk96e)を指すと考えられる。

(6) Nguyễn Văn Hành. Một số vấn đề về áp dụng AACR2 trong biên mục mô tả tại các thư viện Việt Nam. Tạp chí Thông tin và Tư liệu. 2009, 1, p. 25-30.

(7) Ibid.

(8) Ibid.

(9) Ibid.

(10) Trần Thị Hải Yến. Thực trạng và định hướng phát triển hoạt động biên mục tại các cơ quan thông tin - thư viện Việt Nam. Tạp chí Thư viện. 2012, 4, p. 8-13.

(11) Nguyễn Thị Xuân Bình. Áp dụng MARC21 ở một số cơ quan thông tin, thư viện tại Hà Nội. Tạp chí Thông tin và Tư liệu. 2006, 2, p. 16-19.

(12) Ibid.

(13) Nguyễn Thị Xuân Bình; Nguyễn Thị Đào. Công tác tổ chức tập huấn và giảng dạy MARC 21 ở Trung tâm Thông tin KHCN Quốc gia. Tạp chí Thông tin và Tư liệu. 2005, 3, p. 17-21.

(14) Nguyễn Văn Hành. op. cit.

(15) Trần Thị Hải Yến. op. cit.

(16) Trần Thị Hải Yến. op. cit.

(17) Nguyễn Thị Thanh Vân. “Ứng dụng MARC21 tại Thư viện Quốc gia Việt Nam”. Thư viện Quốc gia Việt Nam.
http://nlv.gov.vn/tai-lieu-nghiep-vu/ung-dung-marc21-tai-thu-vien-quoc-gia-viet-nam.html, (accessed 2014-10-20).

(18) Trần Thị Hải Yến. op. cit.

(19) Vũ Dương Thúy Ngà. Thực trạng việc áp dụng các tiêu chuẩn Việt Nam về biên mục và xử lý tài liệu trong các thư viện Việt Nam. Tạp chí thư viện. 2011, 4(30), p. 15-20.

(20) Ibid.

(21) “Biên niên các sự kiện chủ yếu”. Thư viện Quốc gia Việt Nam.
http://nlv.gov.vn/gioi-thieu-chung/bien-nien-cac-su-kien-chu-yeu.html, (accessed 2014-10-20).

(22) “National Library of Viet Nam Annual Report”. The 22nd Conference of Directors of National Libraries in Asia and Oceania 25-28 February 2014.
http://www.ndl.go.jp/en/cdnlao/meetings/pdf/AR2014_Vietnam.pdf, (accessed 2014-10-20).
によれば,これまで納本制度によって収集した資料の総数は158万件とのことであるので,一部の資料には書誌データが作成されていないものと思われる。

(23) Thư viện Quốc gia Việt Nam. Bộ Từ khóa. Thư viện Quốc gia Việt Nam, 2012, 804p.

(24) “History of National Agency on Science and Technology Information (NASATI)”. National Agency on Science and Technology Information.
http://www.vista.vn/Default.aspx?tabid=71&IntroId=95&temidclicked=95&language=en-US, (accessed 2014-10-20).

(25) Trung tâm thông tin tư liệu khoa học và công nghệ quốc gia. Từ điển từ khoá khoa học và công nghệ: tập I bảng tra chính. Trung tâm thông tin tư liệu khoa học và công nghệ quốc gia. 2001, 567p.

(26) “Lịch sử hình thành”. Thư Viện Khoa Học Tổng Hợp Thành phố Hồ Chí Minh.
http://www.gslhcm.org.vn/index.php?option=com_content&view=article&id=290&Itemid=1002&lang=vi, (accessed 2015-02-04).

(27) World guide to libraries 2014. 28th ed., Berlin, Walter de Gruyter, 2014, 2 vols.

(28) Huỳnh Trung Nghĩa. “Công tác chuyển đổi khung phân loại DDC rút gọn ấn bản 14 tiếng Việt ở Thư Viện Khoa Học Tổng Hợp Tp.HCM”. Thư viện Khoa học Tổng hợp TP.HCM.
http://www.gslhcm.org.vn/contents/nghe_thu_vien/hoat_dong_nghiep_vu/mldocument.2009-08-27.6599684877, (accessed 2014-11-05).

(29) 田中恭子. “東南アジアの漢字”. 朝倉漢字講座5: 漢字の未来. 朝倉書店. 2004. p. 161-180

(30) Nguyễn Văn Hành. Vẫn đề lập tiêu đề mô tả cho tên tác giả cá nhân người Việt Nam. Tạp chí Thư viện. 2006, 4.
http://nlv.gov.vn/nghiep-vu-thu-vien/van-de-lap-tieu-de-mo-ta-cho-ten-tac-gia-ca-nhan-nguoi-viet-nam.html, (accessed 2014-10-20).

(31) 出井富美. "ベトナム: 少ない姓と多様化する名". 第三世界の姓名: 人の名前と文化. 明石書店. 1994. p. 148-159.

 

[受理:2015-02-06]

 


木村麻衣子. ベトナムの図書館における目録作成ツール. カレントアウェアネス. 2015, (323), CA1843, p. 10-13.
http://current.ndl.go.jp/ca1843

Kimura Maiko.
Cataloging Standards Used by Libraries in Vietnam.