NAが子どもと作ったウェブコンテンツ“Prisoner4099”、アクセシビリティで評価される

英国公文書館(NA)のウェブコンテンツ“Prisoner 4099”が、アクセシビリティを評価され、表彰されたそうです。

このサイトは、1872年に2匹のウサギを盗んだことで刑務所に入ることになってしまった当時12歳の少年の記録を紹介するものであり、サイトの名称は、この少年の刑務所に付された番号にちなんでいます。

この“Prisoner 4099”の構築は、NAが、2004年から3年間かけ、視覚障害を持つ子どもたちのグループなどととともに、協同で進めてきました。ウェブサイトでは、NA所蔵の少年に関する資料だけでなく、子どもたちがつくった芝居の音声ファイル、またこのウェブサイト構築プロジェクトの紹介なども掲載されています。

The National Archives wins Jodi award for excellence in website accessibility
14 June 2007
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/stories/162.htm

Prisoner 4099
http://www.learningcurve.gov.uk/prisoner4099/default.htm