米・カリフォルニア大学バークレー校図書館、1912年以前の中国語資料のデジタル化を実施すると発表:中国・四川大学と連携

2021年5月19日、米国のカリフォルニア大学バークレー校図書館が、同校東アジア図書館が所蔵する、1912年以前の中国語資料1万タイトルのほとんどをデジタル化するプロジェクトの実施を発表しました。

同プロジェクトは、中国の四川大学と連携して実施されます。3年にわたり年間50万ページのデジタル化が行われる予定で、さらに3年継続される可能性があると述べられています。その他、デジタル化した画像は、光学文字認識(OCR)を用いたテキスト化を行い、同館のデジタルコレクションへのポータルサイト“Digital Collections”でオンライン公開するとしています。

‘A long journey’: Richly detailed, fully searchable Chinese treasures will be made available for free online(Berkeley Library NEWS、2021/5/19)
https://news.lib.berkeley.edu/chinese-treasures

参考:
米・カリフォルニア大学バークレー校図書館、同館のデジタルコレクションへのポータルサイト“Digital Collections”を公開
Posted 2020年3月9日
https://current.ndl.go.jp/node/40435

米・カリフォルニア大学バークレー校東アジア図書館、北米において最大規模の中国映画コレクションを取得
Posted 2017年4月24日
https://current.ndl.go.jp/node/33885