これからの学術情報システム構築検討委員会、「図書館システムに関するアンケート集計報告」を公開

2021年4月12日、これからの学術情報システム構築検討委員会が、「図書館システムに関するアンケート集計報告」を公開しました。

アンケート調査は、国立情報学研究所(NII)の目録所在情報サービス参加館1,339館を対象に、2021年12月9日から12月31日にかけて行われ、回答数は905でした。報告書の「まとめ」では、機関規模により職員数やシステムの経費は多様である一方、半数以上の機関が、目録・メタデータの共有、電子リソースの管理と提供の標準化、人材育成への期待を、(NIIとサービス参加館の)共同体に対し持っていること等が述べられています。

図書館システムに関するアンケート集計報告(国立情報学研究所)目録所在情報サービス,2021/4/12)
https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2021/04/post_43.html

図書館システムに関するアンケート集計報告[PDF:35ページ]
https://contents.nii.ac.jp/sites/default/files/korekara/2021-04/korekara_doc20210412_0.pdf

参考:
これからの学術情報システム構築検討委員会、「これからの学術情報システムの在り方について(2019)」を公開
Posted 2019年4月10日
https://current.ndl.go.jp/node/37985

これからの学術情報システム構築検討委員会、NACSIS-CAT/ILL参加館を対象とした「令和2年度図書館システム及び関連システムに関するアンケート」を実施
Posted 2020年12月10日
https://current.ndl.go.jp/node/42739

国立大学図書館協会学術情報システム委員会、「これからの学術情報システムに向けてII―アクションプラン検討のための試案に関するレポート―」を公開
Posted 2019年7月11日
https://current.ndl.go.jp/node/38572

CA1896 – 動向レビュー:共同運用による図書館システム導入の新たな可能性 / 上野友稔,香川朋子,片岡 真
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1896