国文学研究資料館、ポーラ文化研究所(東京都品川区)と「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を締結

2020年7月9日、国文学研究資料館と、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスで化粧に関する研究活動を行うポーラ文化研究所(東京都品川区)は共同して、「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を締結したことを発表しました。

両機関は締結された覚書に基づく連携・協力事業として、ポーラ文化研究所が所蔵する、化粧・髪型・装いなどに関する浮世絵と江戸時代の書籍(古典籍)の約300点の高精細画像化・オンライン公開の取り組みを実施しています。高精細画像化された資料は2021年春ごろに、国文学研究資料館が運営する「新日本古典籍総合データベース」、及びポーラ文化研究所の「蔵書データベース」「化粧文化データベース」で公開される予定です。

お知らせ(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/news/
※2020.07.09欄に「ポーラ文化研究所と、「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を締結いたしました。ポーラ文化研究所所蔵の化粧文化に関連する古典籍・浮世絵約300点を高精細デジタル画像化し、国文学研究資料館およびポーラ文化研究所のサイトで2021年春に公開予定です。」とあります。

国文学研究資料館とポーラ文化研究所が協力・連携し、化粧文化に関する資料をWEB公開へ [PDF:1,600KB](国文学研究資料館,2020/7/9)
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20200709_release.pdf

【ニュースリリース】ポーラ文化研究所、国文学研究資料館と連携開始!浮世絵・江戸時代の書籍 約300点を高精細デジタル化、来春公開へ(ポーラ文化研究所,2020/7/9)
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/focus/200709_focus3.html

ポーラ文化研究所、国文学研究資料館と協力・連携をスタート 化粧文化に関する浮世絵と江戸の書籍約 300 点を高精細画像でデジタル化へ [PDF:616KB](ポーラ・オルビスホールディングス,2020/7/9)
https://www.po-holdings.co.jp/news/pdf/20200709_csr.pdf

参考:
国文学研究資料館、嵐牛俳諧資料館(静岡県)と「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を締結
Posted 2020年6月17日
https://current.ndl.go.jp/node/41239

E1992 – 古典籍画像を見るなら,新日本古典籍総合データベース!
カレントアウェアネス-E No.341 2018.02.08
https://current.ndl.go.jp/e1992