国立国語研究所、「方言の形成過程解明のための全国方言分布調査」による全国554地点のデータを公開したことを発表

2016年4月12日、国立国語研究所は、共同研究プロジェクト「方言の形成過程解明のための全国方言分布調査」(プロジェクトリーダーは、国立国語研究所の大西拓一郎教授)の結果を公開したことを発表しています。

同プロジェクトは、日本語の方言分布がどのようにしてできたのかを解明するもので、全国554地点について、約14万6,000件のデータを収録したファイル(1つのデータについて地点番号、緯度、経度、調査者コード、都道府県、市区町村、質問番号、項目名、回答語形などが.xlsxファイル形式で収載されたもの)が、公開されています。

全国方言分布調査(FPJD)
http://www2.ninjal.ac.jp/hogen/dp/fpjd/fpjd_index.html
※更新開始日は2016/3/15となっています。

国立国語研究所ホームページ
https://www.ninjal.ac.jp
※2016/4/12付で「「方言の形成過程解明のための全国方言分布調査」 (プロジェクトリーダー :大西 拓一郎) において実施した全国方言分布調査,全国554地点のデータ (約146,000件) ならびに関連情報を公開しました。とあります。」

参考:
国立国語研究所が震災被災地の医療従事者等への支援のため『東北方言オノマトペ用例集』を作成中 試作版の一部を公開
Posted 2012年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/19909

国立国語研究所、「学術情報交換用変体仮名」「物類称呼データベース」を公開
Posted 2015年10月19日
http://current.ndl.go.jp/node/29688