E013 – 開館をむかえたアレクサンドリア図書館

カレントアウェアネス-E

No.3 2002.11.06

 

 E013

開館をむかえたアレクサンドリア図書館

 

 ユネスコとエジプト政府が共同で推進してきたアレクサンドリア図書館がいよいよ開館をむかえ,10月16日その開館セレモニーが盛大に挙行された。当初,開館セレモニーは4月23日に予定されていたが,イスラエル・パレスチナ紛争に起因する政情不安のため延期されていた。古代最大のアレクサンドリア図書館の復興を図った建設事業には総額2億ドルを超える資金が投入されたが,うち半分近くは国際的な支援によるものであった。20日より一般の利用が可能となっている。

 古代の図書館と同じナイル河口の地に建てられた建物には,関連施設として会議場,プラネタリウム等も併設され,図書館としての延床面積は6万9千平方メートルにおよんでいる。図書館の中心となるのは総合閲覧室であり,そこではパソコンを使ってインターネット・アーカイブを検索することもできる。また,貴重書,写本,マイクロフィルム,音声・映像資料の各コレクションごとに閲覧室が設けられているほか,児童,青少年,視覚障害者を対象とした図書室もあり,総座席数は3,500席を数える。書庫の所蔵能力800万冊,所蔵資料は現在のところ24万冊である。

Ref:
Alexandrie,Alexandrina. Livres Hebdo (467) 62-63, 2002
http://portal.unesco.org/ci/ev.php?URL_ID=4539&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201
http://www.bibalex.gov.eg/