北米研究図書館協会(ARL)は、外国に留学しようとしている、または留学した学生や教員に対して、図書館がどのようなサービスを提供しているかについて調査をおこない、その結果を“SPEC Kit”として公表しました。
調査は2008年5月におこなわれ、53の図書館から回答が寄せられています(回答率43%)。44機関で、大学を挙げて留学支援サービスを実施しており、うち26機関では、図書館も何らかの支援事業をおこなっているそうです。
またオンラインの情報資源に対する留学先からのリモート・アクセスを提供している図書館は31、留学先からの遠隔サービスを提供している図書館は23館であるとのことです。
“SPEC kit”本文は有料ですが、目次とサマリーは無償で公開されています。
Library Support for Study Abroad, SPEC Kit 309, Published by ARL
http://www.arl.org/news/pr/spec309-5jan09.shtml